宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」を鑑賞してきたので忘れないうちに感想。
※一応ネタバレ注意!
- 宣伝が一切行われなかった映画。公式サイトも無い。それだけに未知なワクワク感があった。
- 事前情報に全く触れなかったため、映画開始直後から生きるか鳥を探してしまう。
- 鳥が登場するたびにテンション上がる。
- 今作に限らず子どもが自主的に行動を起こす描写を見るたびに、大人に怒られないかなとドギマギしてしまう。
- 朝一番の上映会を見に行ったので眠かったが、ジブリ特有のぞわっとさせる映像演出が多くて楽しみながら鑑賞できた。
- エンディングの余韻を残させない感じも今のところ好ましく感じている。
- 鑑賞直後までワクワク感がすごい。
- 道を歩くお婆さんや鳥のフンにまで感動するようになる。
- 死をサラッと扱っている作品が好きなのだが、こちらはけっこう扱いが重い(文字通り浮き沈みが激しい)。これが悪いという意味ではないがけっこう疲れた。
- 他の感想記事をチラ見するなどしているうちに、ワクワクから人生の絶望へとウェイトが変わっていくのを感じる。
- もう少し正確に書くと「あーこれからも人生は続いていくんだな」のネガティブな一面。
- 自分より年上の人たちがこの映画を見てどう感じているかが気になる。
- 未来ある子どもたちや自分より若い人たちにはポジティブなものを感じ取って欲しいなという願望に近い感情を抱く。
- どうしても創作者側である自分の立場やそれらを取り巻く現代社会、より貧しくなっていくだろう未来の姿など色んなものと作品を重ねてしまう。
- 監督は色んな議論の対象とされてきたけど、とりあえずうまいラーメンでも食べながら楽しく生きてくれ〜みたいな勝手なお願い。
- ちなみに今回はアクセス圏内にあるイオンシネマの小さい映画館で見た。
- 大衆向けメジャー作品しか扱っていないような映画館でいつもスルーしていたのだが、そんな映画館でジブリ作品を見れたのはなんだか嬉しかった。
イオンシネマは各種割引も多くて助かりました。ありがとう!!! 回し者ではない!