だいぶ書くの遅れましたが、インドのムンバイで11月に開催されたRed Bull BC One 2019 World Finalの感想です。
去年のワールドファイナルもLuigiの活躍もありだいぶ面白かったんですが、今年のBC Oneも面白かったですね。特におしくも準優勝だったカザフスタンのBBOY Killa Kolyaを本記事では取り上げたいと思います。
写真は決勝戦でのKilla Kolyaによる座禅ネタ。過去にインドに行った際?思いついたネタらしいです。
まずKilla Kolyaのすごいところは、カザフスタンの国別予選を優勝→ワールドファイナル直前に行われたラストチャンスサイファーでも勝ち上がる→そしてワールドファイナルの決勝戦へ!、というめちゃくしゃ狭き門を勝ち上がっているのです。ちなみにラストチャンスサイファーからファイナルの決勝戦まで上がったBBOYは彼が初めてです。
そして、彼は予選のときからダンスがまったくブレなかったように私には思えました。最近はスキルもやばいオールラウンダーなダンサーが増えている中、どんな相手でも自分のスタイルを突き通し続けていました(実際にはKilla Kolyaも結構なオールラウンダーです)。
また彼はダンスのスタイルで言ういわゆるネタ師なのですが、若干の動きの被りは見られるもののお得意である軟体系フリーズを最後の最後まで温存していたように思えます。そして決勝戦での座禅ネタ、ちょっとズルいな〜と思いました笑。私もネタ師のはしくれとしてめちゃくちゃリスペクトなBBOYです。
結果としては惜しくも準優勝でしたが素晴らしい功績を残したと思います。優勝したMennoも史上初のBC One3度目の優勝という歴史を築いてくれました。おめでとうございます!
来年のBC Oneも楽しみだ〜。