北野武監督の新作映画『首』を観てきたので感想。
※ネタバレ注意!
- ネタバレ見ないようにしてたけど初っ端のシーンがすごいというのだけ見てしまい、実際にすごかった。予告編はだいぶ抑えている。
- まじで首がたくさん出てくる(落ちる)。首首首〜。
- 衆道シーンもすごい。TVじゃ絶対やれないだろう。もっとやってもよかった。
- ある程度、登場人物に関する予備知識がないとなんだこれ的な場面が多いかもしれない。
- キャスト陣が超豪華だけど終わってから気づいたみたいな作品に溶け込み過ぎている方が多数。キャスティングほんとに良かったなあ。
- 比較的まともっぽい明智光秀も全然まともではないという描画も良い。庭が汚れたのシーンとか。
- 映画内では生き残った人物も史実的にはこのあと死ぬんだなあと思ってしみじみするなど。
- 美術もすごい。お金〜。
- カット切り替わるタイミングで違和感あるのがぼちぼち。
- 大どんでん返しみたいのは無いかも。ずっと「面白いな〜」が続いてそのまま映画が終わる感じ。事前の期待値を高めすぎると物足りなく感じるかも。
- 特にラストのあっけらかんとした感じは面食らうかも。劇場内の雰囲気も「おお、終わりか……」って感じだった気が。でも監督の作品らしい終わり方で個人的には好き。
- 子どもの頃に歴史漫画を大量に読んでいたので、大衆向けに美化するでもなく生々しい描画をたくさんしてもらえて良かった。
- 戦争ってまじしょうもねえ〜。
- 全体通して濃厚で面白かった。もうちょい長くても楽しめた。
以上です。