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「出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行」を読んだ感想

ワクサカソウヘイさんの著書「出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行」を読みました。先日、プチ断食をしたときにも紹介した本。

 

 

  • 現代社会で生きるためには金→衣食住が必要という誰しもが抱える不安から抜け出そう(距離を置こう)とするお話。
  • 序盤の野草採りや魚をモリで突く話が面白い。というか普段からそういう話を求めている節が自分にはあり、若干のサバイバル欲求が眠っているようだ。
  • 最終的に食べなくてもいいんじゃないかとなり断食の話が始まる。自分もすぐに断食チャレンジしてみたくなった(結果、体調が悪くなった)
  • 石を売る話も面白かった。石の上を歩いたり石を撮ったりは自分もしている。すぐに石を探して売りたくなったが、「人から聞いて始める儲け話はその時点で出遅れている」というストッパーがかかりやっていない。面倒臭いだけでもある。
  • 衣服からの脱却は、電気代節約のため今もほぼ全裸でこのブログ記事を書いているぐらいなので特にときめかなかった。ファッションは詳しくないけど、自分でデザインしたTシャツを着たりするぐらいの好きさはあるし、その状態に満足もしている。
  • 「スッポンで意外と高く売れるんだ〜」みたいな情報ばかりに飢えている自分がいる。
  • 何もせず寝続けるパートも面白いので、もっと当時の心情やら書いて欲しかった。でも何もしてないので何もないのかもしれない。
  • 「不安と共に生きていく」という話はまあそうですね〜という感じ。本を読む前からそういう結論?に行き着くオーラは感じていた。私にも何の答えもない。実際の社会は経済的な不安に加え、人間の悪意みたいなのに晒せれながら生きていく必要がある。そういうのも考え出すと何もしたくなさが加速してしまう。その中で創作活動みたいなのは一種の捌け口みたいにはなる。でも社会が創作の価値を重く見てないし、自分は満足する作品を生み出せてないし……みたいなその辺の無限ループに陥る。そういうモヤモヤが世界中にあって今の社会は回っているのだなあ。
  • 長いネット記事を読んでいるような印象も受けた。この感想は自分の性格の悪さが出ている。
  • 誰しもが抱える不安に身をもって向き合い書籍にまとめてくれたのは有り難いことであります。ありがとうございます。

以上です。とりあえず野草採り初心者にオススメの本を募集しております。

 

hahaeatora.hateblo.jp

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