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限界クリエイターのブログ

「街の木のキモチ 樹木医のおもしろ路上診断」を読んだら散歩がちょっと楽しくなる

樹木医の岩谷美苗さんの本「街の木のキモチ 樹木医のおもしろ路上診断」(出版社:山と渓谷社) を読みました。その辺でも見かける街路樹や庭木について、樹木のキモチになって解説されている本です。写真もたくさんある。

 

 

  • 説明の通りめちゃくちゃ樹木のキモチ(木側の意見)で説明がなされている。
    • 「こんな植え方をしたら木がかわいそうです」みたいな感じで街路樹にも民家にもツッコミまくっている。
    • 植える側もやむをえない事情があったのでは……と思わなくもないが、木からしたらそんな人間の事情は知ったことじゃないしなあ。
    • 対象が犬とか動物だったら自分も怒っていただろう的なシチュエーションとも捉えられる。
    • 本の冒頭でもあったが樹木も生き物なんですという認識が自分の中で薄くなっていたのだろうなあ。
  • 「こういう葉の広がり方には訳がある」「この根本の塞ぎ方だと木が枯れてしまう」など、街歩きしていて何とも思わなかった景色にいろいろな気付きを持たせてくれる。
  • 木の固有名詞など知らないワードがたくさん出てくるので、他人に知識を披露できるレベルになるにはもっと勉強が必要だ。
  • 暑い時は建物の影より樹木の下を探そうという気分になる。
  • 木陰に入ったら「ありがとう」という気持ちになった。
  • あとがきにあるパチンコの話が良い。

学びもたくさんあったし、散歩が楽しくなると思います。自分の知らない世界を知れる本は良い本です。

 

hahaeatora.hateblo.jp

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