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限界クリエイターのブログ

「キュレーターになる! アートを世に出す表現者」を読んだ感想

さいきん図書館で本を借りるようになった。その辺の変化の話はまたの機会ということで、本の感想もブログに書いてみたいと思います。いわゆる読書ブログ的な記事を書いたことがほぼ無かったのですが、変に気負わず好きなことを書いたらええやん(という知り合いの記事を読んだ)となりました。

 

 

本日ご紹介するのは「キュレーターになる! アートを世に出す表現者」です。現代美術関連の棚を見てたらなんとなく目に入って借りてみた。

  • デザインやマンガのような消費者にとって身近なもの(大量生産品)をアートの展覧会で展示することの意味的な話が良かった。これはアートなのか?な作品をアートの場で展示する意味や、非アートである(と思われている)作品にアート性を見出すキュレーターとしての目線など。
  • どんな作品でもホワイトキューブ内で展示することで「これはアートである」を担保してしまう場合がある、という話があった。実空間のみならずデザイン全般にも言えるなと思った。私も白地の背景に写真や映像をぽつんと配置するのよくやる。それが良い悪いという話ではなく、意図しないコンテキストを生じさせる可能性があるなぐらいの話。
  • 本文内に散りばめられているキーワードを各々調べてみると勉強になりそう。
  • 「自分はキュレーターになるぞ!」的な人より「キュレーターって言葉は聞くけどなんぞや」という人向きな本である気がする。キュレーターと付き合っていこうとしているアーティストにも良いかもしれない。
  • キュレーターとDJのモチベーションって近いのかな。
  • 時間と体力がなくて返却期限ギリギリとなり、後半は飛ばし飛ばし読んでしまった。

 

以上です。

hahaeatora.hateblo.jp

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