はじめに
いきなり自分語りから入ります(すみません!ここは飛ばしていただいても大丈夫です)。
ラノベ原作含め本作を初めて見たのは自分が高校生の頃でした。面白すぎて何度もリピートしたことを覚えています。
特にハルヒたちの非日常を追い求めていく姿は、私が続けているブレイクダンスをはじめ自分の生き方に大きな影響をあたえてくれました。ちなみに「涼宮ハルヒの憂鬱」と「N・H・Kにようこそ!」は私のバイブル的な作品でもあります。これらの作品制作に関わった皆様には本当に感謝しかありません。
そんな素晴らしい作品ですが、令和に入ってからアニメの制作をされていた京都アニメーション様に関するとても痛ましい事件もありました。クリエイターのはしくれとしても非常に残念でなりません。
私自身、色々と考える時間が欲しいこともあり有休を使って原作のモデルとなっている兵庫県西宮市まで行ってきました。以下レポートです!
西宮北口駅の周辺
まずはSOS団の集合場所である公園や喫茶店のある、阪急電鉄の西宮北口周辺まで向かいます。
こちら西宮北口駅の構内。思ったより広くて驚きました。
出口が多くて迷いますが、こちら「北改札口」より左手にある階段を降ります。
こちら駅を出たところ。
目の前に広がるのがSOS団の集合場所に使われていた「北口駅前公園(にしきた公園)」です。他の方の記事を拝見するとハルヒの飛び出し注意看板があるかと思ったのですが、現在は置かれていないようです。
次に、作品内でも登場し原作者である谷川流さんも通われていたという喫茶店へ向かいます。
道中にはハルヒの「とびだしちゅうい」が。
そしてあの有名な喫茶店「珈琲屋ドリーム」に到着です(実際には一度移転されています)。
みくる看板もありました(可愛い)。
その後は周辺を少し散歩しました。
津門川の様子。
人も少なくのどかな雰囲気です(平日昼間というのもありますが)。
こちらは線路を挟んで南西側のエリア。きれいに整備されています。
甲陽園駅から西宮北高校
次にハルヒたちの通う県立北高校のモデル「兵庫県立西宮北高等学校」最寄駅である阪急電鉄の甲陽園駅まで向かいます。
こちらが駅舎。時代を感じさせます。
こちら駅前の様子。
道なりに南方へ進んでいきます。
長門が住んでいたマンションへ到着。
飛び出し注意看板をよく見かける気がします。地域の特色もあるらしい。
さらに南下するとハルヒの独白シーンで使われた踏切です。
ハルヒの独白内容にも影響受けました。
付近には公園もありました(大池公園)。
「あぶない」
甲陽園は周りがほとんど住宅街で非常にのどかです。
ちなみに、この日は聖地巡礼のため甲陽園駅近くの宿「中寿美花壇」も予約してます。甲子園で山口県代表校も使っているらしい。オーナーの方の気遣いが嬉しい宿でした。
次に西宮北高校へ向かうため、駅前にいったん戻ります。駅周辺はハルヒ関連作品でも頻繁に登場します。
この阪急OASIS横の坂から西宮北高校まで向かいます。ちなみにここから高校まで徒歩で約30分ほど上り坂が続きます。めちゃくちゃ大変なので覚悟して行きましょう。キョンが「強制ハイキングコース」と言っていたのも納得です(谷川流さんの母校でもあります)。
こちらは坂の途中にある作品内でも登場する階段。
そしてベンチ。形は何度か変わっているそうです。
こちら登下校コース途中にある銀水橋。
作品内でも登場済み。
汗ダラダラになりながらも、あの有名な高校前にある通称「ハルヒ坂」に到着です。ここまでの道中にも撮影ポイントはいくつもあったのですが、ちょうど学生さんたちの下校タイミングだったらしく写真を撮る余裕はありませんでした(狭い歩道で下校中の生徒さんの波を抜けあのハイキングコース登るのは本当に大変でした泣)。
こちらは正門(アニメでは裏門が正門)。当然ですが関係者以外は立ち入り禁止です。
坂を振り返った様子がこちら。西宮の街を一望することができます。ファンによってはこの辺りで泣きます。
坂を登りきった所にある交差点、ちなみに近辺には小中学校もあります。毎日このルートで登下校するのはすごすぎる。
付近に架かる小さな橋。どうもこの地下には山陽新幹線が通っているらしいです。毎年ハルヒの聖地を通って帰省してたのか……
橋からの眺め。
また、眺望を楽しむスポットとして付近には「苦楽園みはらし公園」もあります。
神戸の街を堪能できます。
この辺りは高級住宅街となっています。
公園近くの高台より。
せっかくあのハイキングコースを登ってきたので、日の入り(トワイライトタイム)まで粘ります。
粘りました。アニメオリジナルエピソードである「サムデイインザレイン」が思い起こされます(私が一番好きな回です)。ここからの夜景は本当に絶景。昔、先輩の車に乗せてもらって来た以来です。
帰り道。あの階段も雰囲気がとても良かったです。
以上、レポートでした。
谷川流さんがこの街からインスピレーションをもらい、あの作品を生み出されたのだと思うと感慨深いものがあります。綿密なロケハンの元、アニメとして作品を落とし込んだ京都アニメーションの皆様にも感謝です。
そして、何より作品を応援してくれている西宮市の皆様の愛情を感じました。「涼宮ハルヒの憂鬱」本当に素晴らしい作品ですので、まだ見てないという方もぜひチェックしてみてください!
最後に写真を何枚か載せておしまい。
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おまけ
愛がすべて。